イギリス生活おもしろ発見!

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おもしろ発見アイテム No.Papa001: イギリスのコインのひみつ

〜7角形のコインには秘密があった!〜

イギリスには現在、2ポンド、1ポンド、50ペンス、20ペンス、10ペンス  5ペンス、2ペンスそして1ペニーと8種類の硬貨が流通しています。  どの硬貨にも表にはエリザベスU女王の肖像が描かれていて、裏には  イギリスにちなんだデザインがそれぞれ描かれています。

1.重さ

生活の中で比較的使う頻度が多いのが1ポンド硬貨ですが、これが重い! 大きさは100円玉とほぼ同じですが、厚みがあるため重さもほぼ倍あるんです。

           100円玉   1ポンドコイン
     厚さ    1.7mm     3.0mm 
     重さ    4.8g       9.6g
      (素人計測につき概算)

日本のサイフはこんな重いコインを入れることを想定していない為、 渡英後、よく日本から持参した財布を壊してしまう人がいます。
私も半年で壊してしまったので、英国の丈夫なコイン入れを買いました。 確かに価値も倍(1ポンド=200円)なのですが、携帯には不便です。

2.形

良〜く見ると、20ペンスと50ペンスは7角形をしています。
そして、 この7角形コインも自動販売機で詰まらず使えるんです。「不思議だな〜」と 思っていたら、ヒミツがありました。この7角形コイン、「定幅図形」と言われ、 各辺が丸みを帯びていて、どこの幅を測っても、常に一定なんだそうです。 だから自動販売機の中でもスムースに転がり、識別できるんですね。
素晴らしい技術ですが、自動販売機のほかの部分は技術が高くないらしく、 「Out of Order(故障中)」と手書きの紙が貼られた自動販売機をよく見かけます。

3.1ポンドのデザイン

1ポンドコインの裏側には「イングランド」「ウエールズ」「スコットランド」それぞれの 国の植物や歴史にちなんだ図柄が描かれています。この図柄は発行年度ごとに 順番に変えているようで、さすが連合王国の硬貨だなと実感します。 基本的に植物や紋章などのデザインが多いのですが、2004年発行の硬貨には スコットランド名物の鉄橋「フォースブリッジ」が採用されており、硬貨のデザイン にも近代化が現れてきているように感じているのは私だけでしょうか?

1ポンドコイン裏側デザインに種類があることは多くの人が知っていますが、表にも 種類があることはあまり知られていないんです。 写真右下の3枚をエリザベスU女王を見比べてみてください。

  若い女王(1980頃-1984年発行)
  少し加齢した女王(1985-1999頃発行)
  現在に近い女王(2000頃-発行)

と、女王がだんだんと加齢しているんです。 日本の場合は偉人を使うので、福沢諭吉を加齢させる必要はありませんが、 実在女王の肖像だとこんなデザイン変更も必要なんですね。

1952年に即位し50年以上も女王として国民に愛され、活躍してきたエリザベス2世も、 今年(2006年)4月21日には80歳です。もう一度デザイン変更するくらい長生きしてもらい たいものです。
王位継承者のチャールズ皇太子には申し訳ないですが・・・

4.フォースブリッジ <おまけ>

2004年1ポンド硬貨のデザインとなったこの橋、1890年から7年かけて建設された 全長2.5kmの名物鉄橋です。片側から塗装などの補修工事を始めて、反対側まで 終わる頃には、始めた片側が錆びはじめたりするために、「常に補修している鉄橋」 とも言われています。
イギリス流の工事スピードも問題なのですが・・・

5.Bridgeシリーズ (2007年3月追記)

2004年に橋のデザインが採用されたと書きましたが、2004年〜2007年の4年間は”Bridgeシリーズ”となっているそうです。

2004年 Forth Railways Bridge (Scotland)
2005年 Menai Strait Bridge (Wales)
2006年 Egyptian Arch Railway Bridge
            (Northern Ireland)


そして、いよいよ2007年はNewcastleのシンボル
Gateshead Millennium Bridge が1ポンドコインの
デザインとして現れます。
お楽しみに!


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