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おもしろ発見アイテム No.Papa004: ハンカチで鼻をかみます

〜目の前でLadyに鼻をかまれてしました。〜

まず、私の実体験のご紹介から・・・・

その会議には私+英人7人ほどが机を囲んで座っていました。
会議が始まりしばらくした頃、私の正面に座っている女性が ポケットからハンカチを取り出しました。そしておもむろにハンカチを 鼻にあてると、正面を向いたまま「グジュー」・・・・と勢いよく鼻をかみ ました。「おいおい、随分大胆だな〜」と思い周りを見回したのですが、 誰一人としてその行動を気しておらず、彼女を見ることもしません。

しばらくして、鼻がムズムズしてきました。私は昔からくしゃみは 気持ちよく、そして礼儀をわきまえてすることを心がけていましたので、 少し横を向き、口に手をあてて、「ハッックショーン」と1回。
気持ちよくなったところで正面を向くと、なんと、英人全員がこっちを 見ているではありませんか、そして「Oh〜no!」とさえ言っています。 「なんで、なんで?さっきの彼女のグジューは見ないで、私のくしゃみ にはこんなに注目するんだろう・・・・?」

そうです、皆さんご存知のように習慣の違いがあるんですね。

1.鼻をかむ + ハンカチ

英人にとって、鼻を人前でかむことは自然の行為で、女性でも人前で 平気で鼻をかみます。初めて見た時はショックでした。
逆に、日本人がよくする「鼻をすする」行為は彼らにとって不自然らしく、 「鼻をかめばいいじゃない」と言われます。

そして鼻をかむ時にはハンカチが登場します。
男性の中にはポケットからくしゃくしゃのハンカチを取り出して、汚れてない所を 探して、そこで鼻をかみ、またポケットにそのまま突っ込んだりします。(汚〜い)

ハンカチを英英辞典で調べてみたら・・・

   handkerchief
     → a small piece of material or paper that you use for blowing your nose.
                         (OXFORD 現代英英辞典 第6版より)

なんと、ちゃんと「鼻をかむためのもの」と解説されていました。

ちなみにハンカチは1503年(ダビンチがモナリザを描いた年)頃に英国に 普及し、これによって、英人は手で鼻をかまなくてよくなったそうです。(汚〜〜い)

2.トイレでは・・・

「じゃあ、トイレではその汚いハンカチで手を拭くのか?」
自然(?)な疑問が浮かんできますね・・・

英国(欧州)のトイレには一般的に「ぺーパータオル」または「ハンドドライ ヤー」が設置されていて、公衆トイレでさえも、たいていドライヤーがあります。

私の身の回りでは写真のタイプのペーパータオルがポピュラーで、レバーを ガシャと1回下げると10cmくらいペーパーが出てきます。
機械には「3回レバーを下げれば手が十分拭けます」と書いてありますが、みんな ガシャガシャと4〜5回はレバーを下げます。あまり「節約」という気持ちは強くない みたいです。

  英人と日本へ出張に行くと、トイレで洗った手をぶらぶらさせながら、「ペーパータオル」 や「ドライヤー」を探している英人の姿をよく見ます。
彼らから見れば、日本人が(鼻かみ用)ハンカチで手を拭く行為の方が不衛生で 「汚〜い」と見ているかもしれません。

3.くしゃみ

これはご存知の方も多いと思いますが、くしゃみは「病原菌を撒き散らす行為」 または「疫病にかかていますよ」という印として捉えられています。
くしゃみをした人には「(God) bless you」(あなたに神のご加護がありますように) 言われた人は「Thank you」というやりとりは一般的です。

もちろん英人もくしゃみはしますが、「クシュ」と口の中で押し殺すようなしかたを します。体格の良い英人男性でも「クシュ」とかわいいくしゃみなんです。

欧州では14〜17世紀にペストが流行り、17世紀のロンドンでは1/4〜1/3の人が ペストで命を失いました。こういう歴史があるために英人は「衛生」に関して敏感 なのだという説も聞いたりします。

習慣の違いとはいえ、容姿端麗なブロンズヘアー女性が、自分の目の前で思いっ きり鼻をかむ姿は美しいものではありません。ちょっと醒めてしまいますよね・・・


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