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おもしろ発見アイテム No.Papa007: イギリスの合言葉 パイント(Pint)

〜生き延びる液量単位 パイント(Pint)〜

ビールが有名な英国ですが、パブではビールを「Pint(パイント)」単位で注文します。
この「パイント」なる単位について注目してみました。

1)1パイントって・・・

1パイントは568mlです。
「なんでこんなに中途半端なのか?」と聞いたら、
「8パイント(Pint)が1ガロン(Gallon)だからさ!」と答えが帰ってきました。

ちなみにカクテルなど作る時に「クォート(Quart)」という単位がありますが、 1Quart (1136ml) は1Gallonの1/4です。(あまり知られていない単位です)

つまり
1ガロン(Gallon)  = 4546ml
1/4ガロン(Gallon) = 1クォート(Quart) = 1136ml
1/8ガロン(Gallon) = 1パイント (Pint) = 568ml
という関係です。

想像するに、物々交換の歴史の中で、1ガロンを半分の半分にしたものが、 「1クォート」そしてさらに半分にしたものが「1パイント」と呼ばれたのでしょう。

さらに、
ガロン(Gallon)は米国でも使われていますが、米ガロンと英ガロンでは 分量が異なります。なので、ガロンを基準に決められている「クォート」も「パイント」も 分量が違ってしまいます。

          1ガロン    1クォート   1パイント
    英国   4546ml   1136ml  568ml
    米国   3785ml    946ml  473ml

米国ではガソリン販売なので依然として「Gallon」を使っていますが、 英国では「litter」が使われています。英米の差で実際に生活上で困る事はあまりありませんが、複雑ですね・・・・

2)パイントグラス

パブでビールを注文すると、「パイントグラス」に入って出てきます。
添付写真のグラスの形が一般的ですが、ストレートに近い形のグラスもあります。
ビールには、各銘柄が印刷された、それぞれの形のパイントグラスがあり、 その銘柄が最も美味しく飲める形をしているそうです。

形は違っても、1杯は1パイント=568mlです。
日本の居酒屋では店によっては、小〜さなジョッキを「中ジョッキ!」と呼んで出している ところがありますが、英国は分量の面でも公平ですね・・・

あと、パブで出されるビールには泡が少ないんです。
日本では「2:8(?)の泡が一番美味しい」などと言われますが、 こちらでは泡が多いと「こいつケチってるな!」と思われるため、 店員も、時間をかけて、時には泡を捨てながら、いっぱいまでビールを注ぎます。 だからなおさら、568mlが守られるのかもしれませんね。

「568mlも飲めない」という、女性の方、酔っ払い過ぎの方も安心してください。
パブでは「ハーフパイント」も注文でき、「ハーフパイントグラス」で出てきます。
分量はもちろん1/2パイント=284mlです。

3)生き延びる「Pint」

液量の単位が「リットル」に代わり、水や調味料などもほとんど「リットル」になっている中、 なぜか牛乳は今だに「パイント(Pint)」で売られています。
写真左が4パイントボトル(2.272L)、中央が1パイントボトル(568ml)です。

「子供には毎日1パイント以上の牛乳を飲ませましょう!」っていう宣伝もあるんですよ。

また、プリンやスープの粉末などの包装の「作り方」などをよーく見ると、 「1パイントの牛乳によく溶かして・・・・」なんて書いてあったりもするんですよ。

英人に親しみある「パイント」なので、これからも「リットル」に負けずに生き延びて もらいたいものです。

「パイント」と言えば「パブ」ですが、パブの話を始めると、さらに長〜くなるので、 次のページでと言うことで・・・


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